導入事例

日本中央競馬会(JRA)
栗東トレーニングセンター
調教師
新谷 功一 様

2020年に栗東トレーニングセンターで開業。
2022年3月26日に行われたUAEダービーでクラウンプライドが優勝し、初の海外遠征で重賞初制覇。6月15日に川崎競馬場で行われた関東オークスでグランブリッジが勝利し、国内重賞初制覇。2022年12月11日にカペラステークスでリメイクが優勝しJRA重賞初制覇となった。

新谷 功一 様
主な管理馬クラウンプライド・リメイク・グランブリッジ・ゴライコウ

10日程で毛づやに良い変化が。胃薬や他のサプリメントの使用が不要に

新谷 功一 様
新谷厩舎の市丸厩務員。日々馬に接しているので体調変化にはいち早く気付く市丸氏にもVitavの効果についてお話をうかがいました。

サプリメントの導入には慎重で、これまでは自分で調べて2年程度他厩舎での使用実績をみてから採用を決めてきたのですが、Vitavについてはウメムスビの馬主に言われたので仕方なく試しました。最初はウメムスビにだけ与えていましたが、飼葉食いがよく、毛艶が良い様子を見て、勝手に他のウマにも与え始めました(笑)。
Vitavを与えて初めに感じたのは飼葉食いの改善と毛艶の良化。馬1頭については10日程ですね。個体差はありますが、約2カ月で厩舎全体で毛艶の良化が認められ、ウメムスビ以外の馬も同様に効果がありましたので厩舎での採用を決定しました。
Vitavを導入したことで、処方してもらっていた胃薬や他のサプリメントの使用がほぼ無くなったので驚いています。調教で食べられなくなった馬でも飼葉を食べられるようになりました。ペレットの堅い部分やトウモロコシ等を残す馬は少数いますが、それ以外はほぼ食べる。調教強度を高めても飼葉食いが落ちにくいので体調管理をしやすくなりました。調教強度が強いほど効果を感じやすいです。体の中から元気になっているのが実感できるので、継続的に使用することに意味を感じています。

与え方についても調整を重ね、基本量40gとしつつも新谷厩舎独自の投与方法を確立しました。Vitavは液体なので取り扱いやすいです。最初は飼葉に混ぜて与えていましたが、今は経口投与が一番手間が少なく、無駄なく使用できています。最初は酸っぱいのか少し嫌がる馬も少数いますが、慣れると問題なく飲んでくれています。
導入前の課題

①胃薬やサプリメントを複数使用しているので管理や手間がかかる

②飼葉を残す馬が厩舎の3割程いる

導入効果

①胃薬や他サプリメントの使用が不要に Vitavのみを経口投与で手間が削減

②調教強度を高めても飼葉食いが落ちにくいので体調管理がしやすくなった10日程で毛づやの良化を実感

使用方法

・一日30g~50gを経口投与
・追い切り後は筋肉の疲れを取るため、倍量経口投与
・馬体を見ながら量を調整し、150gまで投与している。

新谷 功一 様
インタビュー:2023/11/7